縦型洗濯機の乾燥機能は必要か?乾燥機能を使わなくなった理由とドラム式洗濯機との比較

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この記事で解決できるお悩み
  • ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の違いを知りたい
  • 乾燥機付き縦型洗濯機の使用感を知りたい
  • 子育て世帯ならドラム式がオススメとされる理由を知りたい
お悩みパパ

子どもが生まれたらドラム式洗濯機が良いって本当?値段が高いから縦型洗濯機の方が良くない?

乾燥機能目的なら縦型洗濯機はオススメしません、ドラム式洗濯機一択です。

家電の新三種の神器の一つに数えられる『ドラム式洗濯機』は時短家電としても評判です。

一方で、設置可能な環境や価格面から、ドラム式を断念する方もいることでしよう。

小鬼パパ

我が家では以前は賃貸住まいで設置環境が狭いため、乾燥機付き縦型乾燥機を買いました。結果的には乾燥機能を満足に使えず、プチ後悔しております。

色々調べた結果、乾燥機能目的ならヒートポンプ式のドラム式洗濯機がベスト

ただドラム式洗濯機も縦型洗濯機も、長い目で見たときに一長一短であることが分かりました。

本記事は洗濯機選びでお悩みの方に、乾燥機能付き縦型洗濯機を買った小鬼パパのリアルな感想を交えてお伝えします。

小鬼パパ

洗濯機選びで迷っている方に、一つの意見として参考にしてもらえたらと思います。

この記事を読んでわかること
  • 縦型洗濯機の乾燥機能がなぜオススメしないか
  • ドラム式洗濯機の特徴とどんな家庭ならオススメか
  • 縦型洗濯機の特徴とどんな家庭ならオススメか
目次

縦型洗濯機の購入経緯と乾燥機能を使わなくなった理由

時短効果を期待して乾燥機能付きの縦型洗濯機を買いましたが、残念ながら仕上がりがシワだらけで使い物になりませんでした。

小鬼パパ

そこそこ高い買い物だっただけに残念…

縦型洗濯機を購入するまでの経緯と、使ってみた使用感をお伝えしていきます。

乾燥機付きの縦型洗濯機を購入した経緯

我が家では子どもが生まれるまでは、一人暮らしの時に使っていた洗濯機を使用していました。

長女が誕生してからは段々洗濯容量が足らなくなってきたので買い替えを決意することに。

ところが、ドラム式乾燥機は当時の物件ではスペース的にどうしても入らないことが判明しました。

せっかく買うなら乾燥機付きで時短をしたいと思っていたため、乾燥機付きは絶対必須。

それならばと、乾燥機付きの縦型洗濯機を買ってみることにしました。

小鬼パパ

これで洗濯物の手間から解放されて夢の時短家事が実現するよ!

残念ながらこの夢は露と消えたのでありました。

乾燥機付き縦型洗濯機の後悔理由①:乾燥時間が長い

半分勢いで買ったのでいざ使ってみると、乾燥時間が3時間~4時間とかなり時間がかかることが分かりました。

ドラム式洗濯機もそれなりに時間がかかりますが、縦型洗濯機ほどではないようです

縦型洗濯機のおよその乾燥時間約180分~300分程度
ドラム式洗濯機のおよその乾燥時間約100分~250分程度

モデルにより差が出るようですが、一般的には縦型洗濯機の方が乾燥に長い時間を要する傾向があるようです。

小鬼パパ

夕方に洗濯機を回す我が家にとって、洗濯時間+3~4時間の乾燥時間だと寝る前に取り込めないので正直不便でした。

乾燥機付き縦型洗濯機の後悔理由②:洗濯物がシワだらけ

洗って乾燥機をかけたところ、衣服がシワだらけで衝撃を受けました。

時短目的で乾燥機付き洗濯機を買ったのに、かえってアイロンの手間が増えてしまいました。

調べてみるとシワを抑えるためには次のような対応が効果的だそうです。

・洗濯(乾燥)させる量を減らす
・絡まり防止のため、バスタオルやマフラーなどの長い衣類を減らす
・そもそもシワになっては困る洋服を除外する(ワイシャツ、ジーパンなど)

効果的に使うには、いちど洗濯物を取りだして、洗濯ネットを外して洗濯物を選別する手間暇が生じます。

小鬼パパ

その手間を考えるなら普通にハンガーで干すのと大差無いんでは…

当時住んでいた賃貸物件の風呂場に浴室乾燥機が付いていたという事情もあり、結局乾燥機能は使っていません。

こんなことなら乾燥機能無しのもので良かった、とプチ後悔をしております。

ドラム式洗濯機の方がオススメ?メリットとデメリットとは

子育て世帯にとって神家電と名高いドラム式洗濯機。

縦型洗濯機と比べた時のメリットとデメリットは次の通りです。

ドラム式洗濯機のメリットドラム式洗濯機のデメリット
皮脂や垢汚れに強く、生地が傷みにくい
縦型に比べると節水性に優れる(縦型の1/3程度)
乾燥機能は「ヒートポンプ式」で圧倒的に高性能
サイズが大きい
購入価格が高い
メンテナンスが一手間

ドラム式洗濯機のメリット

ドラム式洗濯機のメリット

  • 皮脂や垢汚れに強く、生地が傷みにくい
  • 縦型に比べると節水性に優れる(縦型の1/3程度)
  • 乾燥機能は「ヒートポンプ式」で圧倒的に高性能

ドラム式洗濯機はドラムを回転によって、衣服を持ち上げて上から下に落とす「たたき洗い」と、ドラムを急速に反転させ、小刻みに衣類を動かす「もみ洗い」の組み合わせで汚れを落とします。

皮脂や垢汚れに強く、生地が傷みにくいので、特に乳幼児の衣服とは相性抜群です

子どもが小さいと吐き戻しやよだれ、お漏らしなどで洗濯ものは激増します。

洗濯回数も増えるので、節水性に優れる点はありがたいところ。

何より乾燥機能はヒートポンプ方式を採用しているモデルがあることが強みです。

ヒートポンプ方式とは:空気中の熱交換した熱で衣類を乾燥させる乾燥方式。乾燥中の温度が65~75℃と低く衣類を痛めにくいことが特徴

ヒーター方式(ドライヤーで乾かすイメージ)と比べて乾燥時間が短く、仕上がりもふんわりでシワが少なく済みます。

後述するのですが縦型洗濯機の乾燥機能はヒーター方式しかなく、乾燥時間が長くてシワだらけになりやすいので正直使い物になりません。

小鬼パパ

ドラム式なら洗濯⇒乾燥まで仕上がりを気にすることがなく安心してお任せできるので、ハンガーを干す手間暇が減る分、時短になるというわけですね。

ドラム式洗濯機もヒーター方式を採用しているモデルが有るため、購入時には誤って選択しないよう注意が必要です。

ドラム式洗濯機のデメリット

ドラム式洗濯機のデメリット

  • サイズが大きい
  • 購入価格が高い
  • メンテナンスが一手間

ドラム式洗濯機の注意点として、洗濯機のサイズと初期費用の問題、メンテナンスの3点があげられます。

一般的にヒートポンプ式を採用している分、縦型洗濯機と比べると幅や奥行きが一回り大きい傾向があります。

小鬼パパ

我が家も賃貸暮らしの時に洗濯機を更新しようとして、サイズの面で断念しました。

本体価格はメーカーや製品にもよりますが、30万円超えであることが珍しくありません。

いくら省エネに優れると言っても、縦型洗濯機の初期費用の差はかなり大きなものがあります。

メンテナンスの手間がかかるという口コミもよく見られます。

メンテナンスの時に使った道具が隙間に入って取れなくなった、という事象もあるあるみたいです。

ドラム式洗濯機の口コミ
https://twitter.com/itacchiku/status/1269412811454607361

乾燥フィルタは乾燥機能に直結する部分であるため、使用するたびにお手入れすることが必要です。

お手入れを怠ると乾燥時間が長くなったり、洗濯物が乾きにくいという現象が起こります。

一昔前の機種と比べて、最新機種はお手入れの手間が軽減されているタイプも有ります。

ドラム式洗濯機をオススメする家庭まとめ

総評するとドラム式洗濯機はこんな家庭にオススメです。

ドラム式洗濯機をオススメする家庭
  • 子どもの年齢が乳幼児~小学生程度 ※部活を始める前まで
  • 共働きなどで少しでも家事を時短したい
  • 洗濯機のスペース的に設置が可能

乳幼児期の子どもの衣服は汚れる頻度が高く、生地もデリケートであるためドラム式洗濯機との相性は抜群です。

加えて何かと手がかかる時期なので、少しでも家事を時短したいという要望にもマッチしています。

子どもが小さいならドラム式洗濯機が間違いなくオススメです。

初期費用が高価というデメリットは有りますが、時短効果を考えれば費用対効果は十二分と言えるでしょう。

縦型洗濯機のメリットとデメリット どんな家庭ならオススメ?

縦型洗濯機のメリットとデメリットは次の通りです。

縦型洗濯機のメリット縦型洗濯機のデメリット
ドラム式に比べると安価
泥汚れなど頑固な汚れに強い
大きさはコンパクト
生地が傷みやすい
乾燥機能がいまいち
水道代や電気代がドラム式より多くかかる

縦型洗濯機のメリット

縦型洗濯機のメリット

  • ドラム式に比べると安価
  • 泥汚れなど頑固な汚れに強い
  • 大きさはコンパクト

おなじみの縦型洗濯機は、洗濯機の底の羽根が回転する「かくはん水流」による「もみ洗い」方式です。

洗濯物の衣類同士をこすりあわせて汚れを落とすので、泥汚れなどの固形汚れに対して大きな力を発揮します。

子どもが大きくなってくると公園遊びや部活動の外活動も増え、衣服が泥や砂などで汚れる機会が増えます。

しっかり汚れを落としてくれる点は、縦型洗濯機の強みです。

ドラム式と比べて初期費用が安価で、かつ大きさもコンパクトであるため基本的にどんな住まいにもマッチします。

縦型洗濯機のデメリット

縦型洗濯機のデメリット

  • 生地が傷みやすい
  • 乾燥機能がいまいち
  • 水道代や電気代がドラム式より多くかかる

注意点は汚れを落としやすい反面、生地が傷みやすく、省エネ性はドラム式に軍配があがります。

乾燥機能付きのモデルもありますが、構造上の問題で乾燥時間が長く、シワになりやすい点は大きなマイナスポイントです。

シワになっても良いものを入れる、洗濯物の量そのものを少なくする、といった対処法も有りますが、ドラム式ほどの時短効果は得られません。

乾燥機能にさえ目を瞑れば、何より費用面のコスパという点で縦型洗濯機は魅力的です。

縦型洗濯機をオススメする家庭まとめ

総評するとドラム式洗濯機はこんな家庭にオススメです。

〇縦型式洗濯機をオススメする家庭
  • 子どもが大きくなり、屋外活動で汚れものが多くなった
  • 初期費用を少しでも抑えたい
  • 従来の洗濯方式で大きな不満はない
  • 浴室乾燥機などの乾燥手段が他にある

縦型洗濯機はドラム式洗濯機と比べて、初期費用が大きく抑えられる点が魅力です。

子どもが小学生以上になり、部活などの屋外活動が多くなった場合は汚れに強いという特徴が活きてきます。

ある程度の年齢になって自分の身支度もできるようになれば、時間的な余裕は幾分生まれます。

子どもが大きくなってからの洗濯機選びは、洗濯頻度やライフスタイルを考えながら選んでも問題ないでしょう。

ただ上述した通り、他の乾燥手段があるなら乾燥機付きの縦型洗濯機はオススメしません。

洗濯機の検討は子どもの成長段階も一つの材料にしよう

お子さんが小さい内は、ドラム式洗濯機は間違いなくオススメです。

設置環境は費用面で障害がなければ、ドラム式洗濯機をチョイスすると大きな時短効果が見込めます。

もし縦型洗濯機しか設置できない場合、乾燥機は無いタイプを選んで、乾燥手段を他に用意する方が望ましいでしょう。

とは言え、全ての家庭においてドラム式洗濯機がオススメかと言われたらそうではありません。

子どもが大きくなってからは、縦型洗濯機という選択も十分視野に入ります。

洗濯機を購入する際は、子どもの成長段階も検討材料にしてみましょう。

小鬼パパ

今は浴室乾燥機と縦型洗濯機を併用している我が家ですが、将来的にドラム式を購入した際はまた別の記事にまとめたいと思います。

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この記事を書いた人

【仕事も家庭も両立するための時短術を紹介】仕事は大事、でも家庭も大事。両立させるためには工夫が必要という想いから、食材宅配サービスや時短家電を活用し、妻の産後うつを共に乗り切る|30代のメーカー営業マン、二人の娘のパパ

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