- 洗い物をためてしまう人が身近にいる
- ついつい洗い物をためこんでしまう
- 洗い物をためたいための方法を知りたい
洗い物を後回しにしてたら何がダメなの?まとめてやった方が効率良いじゃん。
洗い物をためるとデメリットだらけ!ためない工夫でスッキリ片付けられます。
食事の後の洗い物、めんどくさいですよね。
特に一人暮らしの方や、家事が苦手な人にとって、洗い物はついつい後回しにしがちな家事です。
男性諸氏の中は、仕事から帰ってきて洗い物を担当している人も多いのではないでしょうか。
夫が洗い物を『後でやる』って言って全然やってくれない!
洗い物を後回しにする夫と、早く片付けて欲しい妻で喧嘩に発展するというケースもあるあるな話だと思います。
私も一人暮らし時代は洗い物をついため込み…ひどい時はカビが発生したこともありました。
得た経験から言えることは、洗い物をためこんでも一つも良い事は有りません。
本記事では洗い物をためこんでしまう人の心理から、我が家の洗い物担当である筆者がためこまないための工夫をお伝えします。
- 洗い物をためこんでしまう人の心理
- 洗い物をためこんでしまうデメリット
- 洗い物をためこまないための工夫
洗い物をためてしまう人が考えていること
キレイ好きな人にとって、洗い物をためこんでしまう心理はなかなか理解しがたいものです。
洗い物をためこんでしまう人は、どんなことを考えているのでしょうか。
1人暮らし時代の私が考えていたことでもあります。
洗い物をためこんでしまう人の心理
- まとめて片付けた方が効率的
- 洗い物は後でもできる
- 不衛生であるという感覚が薄い
まとめて片付けた方が効率的
洗い物はまとめて片付ける方が効率的と考える人がいます。
なるべく限界までため込んで、シンクからあふれる前に片付ければ良いという考えます。
少量の洗い物をいちいち手を止めて洗うよりも、ある程度まとまって洗った方が確かに効率的です。
タスクをまとめて処理する方法は時短的にも有効ですが、度を過ぎるとかえって逆効果です。
いくらまとめた方が良いとは言え、日を跨いでまで食器をため込んでしまうのは考え物です。
洗い物は後でもできる
洗い物は他の家事と比べて、時間に融通が利く方の家事です。
すぐに洗い物をしなくても、そこまで困ることはありません。
食事作りや掃除機を使った掃除、洗濯のように、時間やタイミングに制約が少ない分、つい後回しにしがちです。
他のことを優先したいので、洗い物を後回しにしてためこんで大丈夫と考えるのです。
後回しにしても、最終的に片付けできるならも問題ありません。
仕事でも同じことが言えますが、先延ばしにすればするほど心理的な負担も増えて、取り掛かるまでの腰も重くなります。
『お皿洗いを旦那に任せてたのに寝落ちした!』といった類のエピソードはよくある話でしょう。
不衛生であるという感覚が薄い
洗い物をためる人は、そもそもため込むことが不衛生であるという感覚が薄いです。
一般的な話ですが、洗い物を水に付け置きしたからと言って1時間程度では雑菌はそこまで繁殖しません。
これが夏場であったり、数時間経つと雑菌は爆発的に増えていきます。
食器洗剤にも殺菌成分が含まれていますが、雑菌が繁殖しきった後の食器を洗って使うのは、気持ちいいものではないですよね。
洗い物はなるべく早めに処理して、雑菌が湧かないように乾燥させることが理想です。
洗い物をためてしまう人は、洗い物が出てから時間が経つほど雑菌が増えるという考えを持っていないか、衛生的ではないという感覚が薄い可能性があります。
小さなお子さんのいる家庭だと、衛生面には特に気を遣いたいです。
洗い物をためてしまうデメリット
洗い物はめんどくさくて後回しにしがちな家事です。
洗い物をためてしまうと、次のようなデメリットが起こってしまいます。
洗い物をためてしまうことで起きるデメリット
- 洗い物がたまってますます手が付けにくくなる
- 不衛生である
- シンクを圧迫する
洗い物がたまってますます手が付けにくくなる
洗い物をためすぎると、いざ取り掛かるタイミングで億劫になってしまいます。
ある程度はまとめた方が効率が良くても、心理的には仕分けたり整理する手間暇が増える分、負担が増えてしまいます。
少量の洗い物ならなんとも思わなくても、量が多すぎると手が付けづらくなるものです。
洗い物がめんどくさくてためてしまうと、洗い物がたまりすぎて、ますます面倒になる悪循環に陥ります。
洗い物が少ない内に、定期的に片付けていく方がかえって効率的です。
不衛生である
洗い物がたまりすぎると、雑菌が繁殖して不衛生になりがちです。
食器の付け置きに関して、次のような資料がまとめられています。
ところが、食後の食器を10時間、水につけ置きすると、ブドウ球菌や大腸菌の一種など菌の数は約7万倍に増殖するとの実験結果を、菌やカビについて調査研究している「衛生微生物研究センター」がまとめた。食器のつけ置き洗いは菌が増えやすいと注意を呼びかけている。
引用:J-CASTニュース 食器の「つけ置き洗い」はダメ 菌うじゃうじゃ「排水口並み」汚さ
付け置きの時間が長くなればなるほど、雑菌は増えていきます。
後でも出来るからと、洗い物を後回しにしていると不衛生と言えます。
特に食器類は、口に入るものと直結しているのでなるべく衛生的に使いたいところ。
汚れを落としやすくするための付け置きは勿論有効です。
めんどくさいという理由で洗い物を後回しにするのは、衛生面から見てもオススメできません。
シンクを圧迫する
調理器具などの洗い物を後回しにすると、シンクを圧迫して洗い物が入らなくなります。
洗い物がたまりすぎると、シンクの中に新しい洗い物を入れることができなくなります。
シンクからあふれた洗い物は行き場所がなくなり、途方に暮れるしかありません。
調理中に手を止めて、わざわざ洗い物をしなければならない羽目になります。
シンクの容量も限界があるので、結局どこかで片付けをしていかなければならないのです。
洗い物をためないための方法【7選】
洗い物をためてしまう心理と、ためてしまったデメリットがわかったところで、具体的にどうすれば洗い物をためなくて済むのかをまとめました。
洗い物をためてしまうことで起きるデメリット
- 洗い物のストレスを減らすグッズを揃える
- 1日の最後は片付ける習慣をつける
- お皿をワンプレートにする
- 使い捨てグッズを活用
- 調理器具はなるべく使いまわす
- ながら作業化してしまう
- 食洗器を導入する
洗い物をためない方法①:洗い物のストレスを減らすグッズを揃える
洗い物のストレスを減らすための便利グッズを揃えれば、洗い物を効率的にこなせます。
洗い物のストレスを減らす便利グッズは、世の中に沢山あります。
- ゴム手袋
- ソープディスペンサー
- キッチンブラシ
- 水切りラック
洗い物がめんどくさいと感じるなら、道具から揃えるとストレス軽減になって洗い物にとっつきやすくなります。
何はともあれ、道具から揃えてみるというのは時短家事への近道です。
関連記事>>>詳細は【めんどくさい洗い物を時短テクとグッズで解決!】も参考にしてみてください。
洗い物をためない方法②:1日の最後は片付ける習慣をつける
洗い物がめんどくさくても、寝る前は片付ける習慣をつけましょう。
食器の漬け置きは放置時間が長くなればなるほど、雑菌が増えてしまいます。
毎回洗うことが大変と感じるなら、せめて1日の最後は洗い物を片付けてしまいましょう。
前の日の家事が残っていると思いながら朝に洗い物をするのと、寝る前にスッキリ片付けるのを比べるなら、朝の迎え方も全然変わってきます。
寝る前が難しい、という方は一日のどこかで区切りをいれてみるのもアリです。
洗い物をためない方法③:お皿をワンプレートにする
洗い物がたまってしまう人は、お皿をワンプレートにしてすぐ洗えるようにしましょう。
食器が複数あると、洗い物の数も増えてめんどくささが増えてしまいます。
ワンプレートのお皿にすることで、洗い物を少量ずつに出来るのでため込まないようにできます。
ワンプレートのお皿は、大人が使ってもオシャレに便利に使えるものも沢山売ってます。
洗い物をためない方法④:使い捨てグッズを活用
洗い物の食器を減らす定番の手は、紙皿や紙コップの活用です。
洗い物をためてしまうのは、洗い物がめんどくさく感じることも要因の一つです。
つい後回しにしてしまう人は、紙皿を活用して洗い物を出さないようにしましょう。
但し、食器を使う人数が増えたり毎回紙皿に頼ると、コスパはとても悪くなります。
対策としては、例えば、油が含まれている料理(揚げ物系やカレー等)は紙皿で、それ以外はラップをお皿にかけて食器は汚さない、といった工夫が考えられます。
いずれも100均で販売しているので購入は容易です。
洗い物をためない方法⑤:調理器具はなるべく使いまわす
調理器具はなるべく使いまわすと、洗い物が増えません。
炒め物をしたフライパンを使い終わったらキッチンペーパーでサッと拭きとり、再利用すると洗い物が増えず済みます。
料理の度に新しい調理器具を使うのではなく、使いまわすことで洗い物の手間を軽減することに繋がります。
料理の種類や組み合わせ上、毎回できるのではないのですが、覚えておいて損はテクニックです。
洗い物をためない方法⑥:ながら作業化してしまう
洗い物をためてしまう人は、洗い物の時間を趣味の時間に変えましょう。
洗い物は手が塞がってしまうのでできる事は限られますが、音楽や動画を視聴することはできます。
動画を見るならタブレット、音楽を聴くなら邪魔にならないようなワイヤレスイヤホンがオススメです。
洗い物の時間を趣味の時間にすれば、はかどること請け合いです。
洗い物をためない方法⑦:食洗器を導入する
食洗器の導入が洗い物をためないためには最適です。
洗い物はどうしてもめんどくさい作業になりがちなので、食洗器があれば全て解決します。
食洗器にお任せすることで洗い物の手間を大幅に減らすことができるので、洗い物がたまるということも無くなります。
食洗器を使えば、食器を付け置きしなくてもかなりキレイにしてくれます。
一人暮らしや賃貸暮らしの方も使える食洗器も世の中にはあるので、活用していきましょう。
関連記事>>>【食洗機は必要?食洗器を導入することで創れる時間は○日分/年だった!】も参考にしてみてください。
洗い物を効率的にこなしてためないようにしよう!
洗い物はためても、最後はやらなければならないので、ちょっとずつこなした方が効率的です。
つい後回しにしがちな家事ですが、ご紹介した方法を活用して『ためない洗い物』をこなせるようになりましょう。
自分に合ったやり方で、洗い物をためない工夫を実践してみてください。
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