- 子どもと寝かしつけをしている時間が無駄に感じる
- 寝かしつけの時間を有効活用したい
- 子どもに早く寝てほしい
2歳の息子がいるけど、夜なかなか寝てくれなくて困ってるんだよ
寝かしつけに時間がかかるのは仕方ないと割り切って、時間を有効活用する方向で考えましょう
子育てにおいて、子どもの寝かしつけも大変なことの一つです。
寝る時間になってもなかなか寝ない、夜中に起きてしまう、寝る直前にあれがしたいこれがしたいとワガママばかりで嫌になる~。
やっとの思いでベッドで横になってくれたと思ったら、今度は中々寝てくれないことも。
うちも娘が二人いるのですが、子どもの寝かしつけに2時間近くかかったこともありました。
寝かしつけの時間はスマホも触りづらく、ただ時間が過ぎるだけで無駄に感じがちです。
寝るための工夫も大事ですが、寝かしつけまでの時間を上手に使いたいところです。
本記事では、寝かしつけの時間を無駄に感じている方に、時間を有効活用するコツをお伝えします。
- 子どもの寝かしつけでどのようなが苦労するか
- 子どもの寝かしつけ中のオススメの時間の過ごし方
- スムーズに寝かしつけるためのコツ
子どもを寝かしつけするとき、なぜ時間の無駄と感じるか
寝かしつけの時間を無駄に感じるのは、寝かしつけの時間に何もできないからです。
博報堂こそだて家族研究所が、インターネット広告・メディア運営事業の株式会社インタースペースと協働で実施した「子どもの睡眠・寝かしつけに関する調査」で、次のような結果を公表しています。
■3歳未満の子どもを持つママ達が、子育てをする中で最も悩んでいるのが「子どもの睡眠」
■7 割以上のママが寝かしつけにストレスを感じ、6 割以上のママが寝かしつけに悩んでいる
■子どもの寝かしつけができる「パパ」が半数以上。一方で、主に寝かしつけるのは「ママ」が 94.4%
■寝かしつけにかかる時間、30 分以上が 6 割、60 分以上が 15.6%、子どもの寝る時間は 22 時以降が 3 割超える
■寝かしつけ方法は、1 位「寝たふり(54.4%)」、2 位「見守る(52.7%)」、3 位「自分も寝る(52.0%)」と古典的
出典:博報堂広報室 「子どもの睡眠・寝かしつけ」調査より
寝かしつけで苦労をしているのは、どのパパママも共通認識のようです。
寝かしつけの時間を無駄に感じる理由は、次のようなものがあげられます。
✔寝かしつけの時にできることが限られるから
✔寝てほしいのに寝てくれなくてイライラしてしまうから
✔他にやるべき家事や仕事が溜まっているから
寝かしつけの時にできることが限られるから
寝かしつけは暗い部屋で静かに過ごす必要があるので、できることが限られます。
我が家の場合は、娘が手を繋がないとスムーズに寝てくれませんでした。
SNSでも寝かしつけの時に何もできなくて困るという意見も目立ちます。
2人の寝かしつけの大変な事…
ゆきみ@低浮上 @yukimi0m0 https://twitter.com/yukimi0m0/status/1564108262387359744
寝かしつけの時間は本当に何もできない時間なので個人的には一番気持ち的にしんどいです🥲
子供の寝かしつけ、大変な子は大変なんですよ。下手すると2時間とかグズる子の面倒をみないといけない。注意が自分に向いてないと怒るからスマホも見られない。暗い部屋で何もできない状態で長時間拘束されて、ようやく子供が寝たら自分が疲れて眠れなくなっちゃう、みたいな。
ロボ太 @kaityo256 https://twitter.com/kaityo256/status/1315290747780751364
子どもの個性や個人差が大きいですが、寝てくれない子は特に大変です。
寝かしつけの時間の過ごし方は、一工夫する必要があります。
寝てほしいのに寝てくれなくてイライラしてしまうから
子どもが寝てくれないと、親のイライラが募りがちです。
子どもがなかなか寝てくれないことでストレスが溜まり、罪悪感を抱くことにさらにストレスを抱える悪循環。
またイライラしてしまったな、寝かしつけ。なかなか寝ない2歳と、母に甘えたい6歳男子を同時に相手はできないよ… 2歳を寝かせるために必死になってると6歳はすねるし、6歳をかまってたら2歳はいつまでも寝ないし。毎晩の寝かしつけが憂鬱😞
ちゅみ @newmamaganbaru https://twitter.com/newmamaganbaru/status/1721522274942030049
子どもが寝てくれない、という悩みの背後には様々な理由が潜んでいます。
子どもの睡眠パターンや生活習慣が安定していなかったり、子どもが寝る時間に興奮していたりする場合も、スムーズな入眠が妨げられます。
このイライラを軽減するためには、子どもの睡眠環境やルーティンを整えることが肝要です。
規則正しい寝かせる時間やリラックスできる環境づくり、絵本の読み聞かせなど、安定感のある夜の習慣を築くことが重要です。
他にやるべき家事や仕事が溜まっているから
夜に十分な時間を確保できないと、やっていない家事が積み重なります。
むしろ子どもが寝てからできる家事、というのもあります。
はー、寝かしつけてる間に家事してくれる大人が欲しい
または家事してる間に寝かしつけしてくれる大人が欲しい
つら
ゆる☺︎2022.1 @yuruy111 https://twitter.com/yuruy111/status/1735290062974468398
パートナーとうまく家事分担できればよいですが、全ての家庭が上手くいくわけではありません。
やるべきことが多いのに、寝かしつけで何もできないと感じることが、時間の無駄と感じてしまう要因です。
寝かしつけの時間を無駄にしないための過ごし方【3選】
寝かしつけの時に一つ言えるのは、大人がストレスを感じると、かえって子どもは安心できず寝付けなくなります。
どのような過ごし方にしても、リラックスできる状態に持っていくことが肝要です。
同じ寝かしつけの時間でも、過ごし方の工夫次第で、時間の無駄と感じなくなります。
寝かしつけ時間の過ごし方オススメ【3選】
- スマホを見て過ごす
- 音楽やオーディオブックを聴く
- 時間を決めて寝る/朝型の生活に切り替える
スマホを見て過ごす
子どもが寝るまでスマホを眺めながら待つ、という選択肢です。
暇を潰すにはもってこいですが、光が漏れてしまうのが最大の難点です。
布団に隠れてスマホを触っても、意外と光が外に漏れてしまうので厄介なもの。
上述したように、子どもは光に敏感なので、わずかな光でも寝かしつけに影響を与える可能性が有ります。
夜間モードの設定と、遮光フィルムを張ることで幾分軽減は可能です。
遮光性の高いものをスマホに被せることで、極力光を抑えることができます。
本来、スマホの光は寝かしつけに対し相性が良くないですが、大人がストレスを溜めてしまうぐらいなら、このような工夫の仕方も有りです。
音楽やオーディオブックを聴く
自分の好きな音楽や、小説を朗読するオーディオブックを聴く、という過ごし方です。
こちらは光も出さず、暗闇で楽しめるのでオススメな過ごし方です。
ハード系の音楽など、イヤホンでは外に漏れてしまうような音楽を聴く場合は、ヘッドホンなどの活用も視野に入れた方が良いでしょう。
オーディオブックも、近年市場規模が大きくなり、様々なサービスが展開されています。
寝かしつけの時間を趣味に時間に変えることが出来る、とても有効な選択肢です。
ながら聞きは、寝かしつけ以外の隙間時間も有効に使えるので、ハマる場面は結構多めです。
オーディオブック配信サービス – audiobook.jp
時間を決めて寝る/朝型の生活に切り替える
いさぎよく子どもと一緒に寝る選択肢です。
子どもとの寝かしつけ時間を自分の休憩時間と割り切り、タイマーをかけたり、パートナーに起こしに来てもらいます。
この方法は自分の睡眠具合によっては、眠りが覚めなくて何も出来なかったり、その後の寝つくまでの時間が長くなり、かえってしんどくなる可能性も有ります。
また、いっそのこと子どもと朝まで寝て、自分の好きな時間は朝にするなど完全朝型の生活にするという手もあります。
子どもとの時間を大切にしつつ、健康的で効果的な生活習慣を築くことが可能です。
子どもをスムーズに寝かしつけるためのコツ
寝かしつけをスムーズに行うためには、大きく分けて「子ども」と「寝室環境」の二つの面からアプローチを分けて考えて行きましょう。
スムーズに寝かしつけるためのコツ
- 月齢別に適切な寝かしつけを行うこと
- 子どもにとって入眠しやすい環境を作ること
子どもの寝かしつけ方法:月齢別対処編
子どもの月齢によって、寝かしつけ時にやるべきことが変わってきます。
0歳児の寝かしつけ
新生児に近い月齢の場合、授乳と一緒にママが寝かしつけする事が多いかもしれません。
寝る前の入眠儀式(寝る前に行う習慣)について、例えばお腹をトントンする、抱っこさせる、という事など、ママがどのようにやっているかを共有して実践しましょう。
最初は、パパだとギャン泣きして寝ないというパターンも有りますが、辛抱強く繰り返すことが肝要です。
子どもにとって、ママが最初に安心感を与えてくれる人だと段々と認識するようになり、パパはその次の順番であることが多いようです。
何度も繰り返すうちに、段々とパパも寝かしつけしてくれる人だと、子どもが認識するようになり、パパでもスムーズに寝てくれるようになります。
子どもが寝ないからといって、安易にママにバトンパスするのはNGです。
1歳~2歳児の寝かしつけ
段々と朝と夜の区別がつき、体のリズムが整っていくに連れて、睡眠時間が長くなっていく時期です。
細切れに寝ていたお子さんも、まとまって寝てくれるようになります。
一方で、自我の芽生えとともにイヤイヤ期に差し掛かり、『寝る時間だよ、もう寝よう!』と頭ごなしに言っても、思うように寝てくれなくなる場合も。
この時期には、こういう事をすれば寝る時間だよ、という習慣付け(=ルーティン)がより大事になってきます。
ルーティンは子どもによって様々です。我が家の場合はこのようなルーティンとなっています。
- 一日の終わりに30分の好きな動画を見せる
- 好きな絵本と寝る時に持っていくおもちゃを選ぶ
- 絵本を読む
- パパとママとハグしておやすみをする
うまくルーティンを作れば、子どもの方から寝に行ってくれるようになります。
この中でも特にオススメは、パパとママとのハグです。
寝る前にしっかりハグをすることで、子どもは安心感を得ることが出来ます。
パパママにとってもその日に嫌な出来事(例えば叱りすぎてしまった、など)をリセットする機会にもなります。
是非ルーティンに組み込んでください。
3歳以降の寝かしつけ
3歳以降は体のリズムもほぼ整っており、夜は寝るものだと段々わかってくる時期になります。
このぐらいの時期になると、一般的には寝かしつけも大分楽になります。
上記のルーティンに加えて、寝る前におしゃべり時間を作りましょう。
記憶力や言語力が発達してくる時期になると、今日一日の出来事を振り返ることが出来るようになります。
特に日中不在のことが多いパパにとっても、子どもが何をしていたかを聞くことで、コミュニケーションをとる貴重な時間となります。
お子さんの特性や性格を把握して、お子さんにあった選択肢を作っていきましょう。
子どもの寝かしつけ方法:寝室環境編
子どもは、光や音、温度や湿度といった環境に大人以上に敏感なものです。
子どもがスムーズな入眠する為には、寝室の環境を最適化することが重要です。
部屋を真っ暗にする/音を消す
部屋はカーテンを閉めて真っ暗にする他、廊下の電気も消すことで外からの光を遮断しましょう。
また、窓やドアを閉めるのは勿論、寝室がリビングが隣接している場合はテレビの音を小さくすることも必要です。
真っ暗な環境でお子さんが怖がる場合は、手を繋ぐなどスキンシップを取るようにしてください。
月齢が低いお子さんの場合、ホワイトノイズを流すことで安眠しやすくなると言われていますので、アプリやホワイトノイズマシンを活用するのも良いでしょう。
エアコンで快適な温度の維持/加湿器で湿度の維持
光や音と同じぐらい、室内温度や湿度にも気を配る必要があります。
寝かしつけの前にはエアコンや加湿器(空気清浄機)をつけておき、子どもが寝やすい温度帯にしておくことが大事です。
夏場は特に、子どもの体温が高くなりがちなので汗ばむこともありますのでご注意を。
お子さんにエアコンの風が直接当たらないような工夫もしてあげてください。
ベットに余計なものを置かないようにする
ぬいぐるみぐらいであれば差し支えないかもしれませんが、絵本やおもちゃまでベットに持ち込むと、遊び始めたりしてしまう可能性が有ります。
絵本やおもちゃといった類は、ベットからは触れない位置に置いてもらうように誘導しましょう。
どうしても持ち込みたいと駄々をこねる場合は、触らない遊ばない、次の日は持ち込まない、というお約束付きで許可することも選択肢の一つです。
寝かしつけの時間を有意義なものにしよう
寝かしつけの時間は、工夫次第で無駄にも有意義にもなります。
寝かしつけの間における過ごし方オススメ【3選】
- スマホを見て過ごす
- 音楽やオーディオブックを聴く
- 時間を決めて寝る/朝型の生活に切り替える
子どもをスムーズに寝かしつけるためのコツ【2点】
- 月齢別に適切な寝かしつけを行うこと
- 子どもにとって入眠しやすい環境を作ること
子どもとの大事なコミュニケーションである一方、時間の過ごし方は悩ましいもの。有意義に過ごしましょう。
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