- ごはんを作りたくないと感じる
- 毎日の食事作りが負担
- ごはんをつくりたくないぐらい疲れている
もう毎日のごはん作りしたくないけど、自分がやらなかったら誰がやるの?けどしんどいし、どうすれば良いのかな。
ごはんを作りたくないぐらい疲れている時は、食事作りに対する在り方を見直す時です。
毎日ごはん作りしている方なら、誰でも一度は『もう食事なんて作りたくない!』と感じるものです。
ただ、ごはんを作りたくないぐらい疲れている状態を継続させると、心身ともに消耗してしまいます。
本記事では、ごはんを作りたくなくなる理由が何故か、作りたくない時はどうすればよいか、筆者の経験を交えてお伝えしていきます。
筆者は、第一子が生まれてからしばらくはごはん作りの担当でした。決して長い期間ではありませんが、思うことはいくらか有ったことを覚えています。
- ごはんを作りたくないと感じる理由
- ごはんを作りたくないと感じた時の考え方
- ごはんを作りたくない、という状態を予防する対処法
ごはんを作りたくなくなる理由
ごはんを作りたくなくなるのは、もう頑張れないぐらい疲れているからです。
頑張れなくなる理由は人それぞれですが、次のような理由が考えられます。
ごはんを作りたくなくなる理由
- 心に余裕がないから
- 身体的に疲れているから
- 自分ばかりしんどいと感じているから
- 料理の手間そのものが面倒に感じるから
心に余裕がないから
仕事や家事、育児に追われる忙しい毎日を過ごしていると、心に余裕が持てなくなります。
ごはん作りは、家事の中でも特に考え事が多い家事です。
- 家族の好みに合わせた味付け
- 栄養バランスの良い献立作り
- 冷蔵庫の材料管理
- 料理作りの段取り…etc.
特に「今日も完璧な食事を作らなければ」といった過剰な思い込みがストレスの原因となります。
心に余裕を持てない状態で、ちゃんと食事作りをしないといけないというストレスが加わると『もうごはんを作りたくない』という気持ちになってしまうのです。
疲れていても家族のお腹は空くので、やらない訳にはいかないというプレッシャーもしんどくなる要因です。
身体的に疲れているから
体力の消耗は、直接的に料理の意欲を奪います。
長時間の労働や、終わらない家事、育児において手のかかる子どもの相手をすることで、体が疲れている時、キッチンに立つ気力が湧かないのは自然なことです。
「少し休みたい」と思うときに無理をしてしまうと、さらに心身に負担がかかります。
レジャーなどで遠出した帰りも、料理したくない瞬間の一つです。
自分ばかりしんどいと感じているから
ごはん作りの負担が夫婦で偏ると、不公平感を感じたり不満を感じやすくなります。
パートナーが家事に非協力的だったり、忙しくて頼れない場合はごはん作りの負担も自分にのしかかってきます。
この状態で、日々の食事作りが当たり前とされると、「せっかく頑張っても報われない」と感じることがあります。
気持ちの負担が積み重なり、だんだんと「もう作りたくない」という思いに至るのです。
ごはん作りの手間そのものが面倒に感じるから
料理が不得手だったり、料理自体が好きではないと面倒に感じて、ごはんを作りたくなくなります。
料理に興味が無いと、食事作りをしたくなくなるのは自然なことです。
ただ家族が増える中で、好きではないご飯作りが、自分の役割になってしまうことが往々にしてあり得ます。
普段は我慢してこなしていたとしても、やりたくない家事の不満は積み重なって「ごはん作りをしたくない」という気持ちになってしまいます。
ごはんを作りたくない時の対処法【5選】
前提として、ごはんを作りたくない状態に陥らない工夫が必要です。
ごはんを作りたくないのは、頑張りすぎてしまった証拠でもあります。
頑張ること自体は素晴らしいのですが、ごはん作りは毎日続くものです。
自分自身をいたわるためにも、次のような対処法を実践してみてください。
ご飯を作りたくない時の対処法【5選】
- レトルトや冷凍ストックを活用する
- 忙しくなりそうな日は総菜に頼る
- 家族に頼る
- 手抜きを惜しまない
- 食材宅配やミールキットを活用する
レトルトや冷凍総菜ストックを活用する
一時的に疲れてしまう時に備えて、レトルトや冷凍総菜のストックを充実させます。
数食分ストックしておけば、何も準備する気力がない時の心強い味方です。
疲れた時に限らず、体調不良や急な休みなどでご飯作りが難しいといったシチュエーションにも対応できます。
最近の冷凍食品は栄養バランスも優れており、手軽に美味しい食事が楽しめます。
スーパーに売っている冷凍総菜は勿論、大人向けなら冷凍弁当、幼児向けなら冷凍幼児食という選択肢も視野に入ります。
忙しくなりそうな日は総菜に頼る
忙しい日には無理せず、スーパーやコンビニの総菜を活用しましょう。
外食というのも手ですが、食費が相応にかかる上、外出の手間も考えると結局しんどくなることが多いです。
忙しい日に総菜を買って、+@の食事と組み合わせるだけでも形になります。
栄養バランスが気になる場合は、野菜の取れるインスタントスープも常備できればなお良しです。
総菜に頼る頻度が多くなければ問題ありません。頼りたくなる日が多い場合は、別の対処法を検討してみましょう。
家族に頼る
全て自分一人で抱え込まず、家族に協力をお願いしましょう。
パートナーがごはん作りに参加できない現状は、人それぞれなので理由別に対応する必要があります。
- 『ごはん作りがしんどい』という現状を伝える
- 役割分担を話し合う
- 役割を主体性をもってこなしてもらう
重要なのは『自分がごはん作りで疲弊してしまっている』現状を伝えた上で、パートナーが負担できることを探していくことです。
負担を抱えたままストレスが積もると、家族へのあたりが強くなったり、かえって悪影響がでます。
頼みづらいという罪悪感が有るかもしれませんが、自分なりにうまく立ち回れるポイントを探していきましょう。
都度お願いするのでは、パートナーは受け身の指示待ち家事しかできません。役割を渡して、主体的に立ち回ってもらうことが肝要です。
- できることから自分でやらせていく
- 自分で献立を考える練習をさせる
子どもがいる家庭は、子どもの成長に合わせて役割を渡していきましょう。
我が家は4歳と6歳の娘がいますが、次のようなお手伝いをお願いしています。
- ごはんの配膳と片付け
- ピッチャーの補充
- 口拭き用のタオルを絞って準備する
主体的に取り組ませることで、家族の一員としての自覚や自己肯定感を養ってもらうこともできます。
子どもの年齢がもう少し高くなったら、献立を考えたり、調理を実践したり主体的にごはん作りに取り組んでもらう予定です。
手抜きを惜しまない
「手抜き=悪いこと」という固定観念を捨てましょう。
手抜きと言うのはマインド的な話と、物理的な労力の話で二つあります。
マインド的な話で言えば、手をかけてごはんを作ることは素晴らしいことですが、手抜きだから愛情が籠らない訳ではありません。
上述した総菜やレトルトに頼ることも、家族のことを考えて食事を用意しているので立派なことです。
マインド的な話は価値観に絡む話なので、一概には変えられないかもしれませんが、次の物理的な手抜きならすぐにでも実践できます。
- 野菜は切らずに使えるカット野菜を買う
- 時短家電や時短グッズを揃える
- 献立のルーティンを作る
- AI献立アプリを活用する
多忙な毎日を乗り切るために、できる時短術から積極的に取り組んでいきましょう。
ミールキットや食材宅配を活用する
買い物に行く時間やエネルギーがない時は、ミールキットや食材宅配が便利です。
ミールキットはあらかじめカットされた食材とレシピがセットになって届くため、調理の手間を減らせます。
実は、ごはん作りが疲れるという問題を、ミールキットならほぼ解決できるパワーを秘めています。
- 栄養バランスが取れている
- 手作り感は損なわないので罪悪感を感じにくい
- 献立を考えなくて良い
- 買い出しの手間が減る
- 料理そのものの時短になる
デメリットは完全自炊よりお金がかかることですが、手間暇や労力を確実に減らすことができるので、費用対効果はバツグンと言えます。
ミールキットにも価格や対応人数、メニュー傾向などで様々な種類があり、奥が深いです。自分に合うミールキットを探してみるのも良いでしょう。
ご飯を作りたくなくなるのはレッドサイン!早めに対処しよう
「ご飯を作りたくない」と感じるのは、心や体が疲れ切っているサインです。
周囲のサポートを受け入れたり、便利なサービスを取り入れたりすることで、自分自身を守ることが大切です。
料理に対しては「できる時にできる範囲でやる」という柔軟な心構えを持ちましょう。
疲れている時こそ、無理をせず自分を労わる姿勢が必要です。自分に優しくすることで、自然と料理へのモチベーションも回復できます。
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